設置方法

概要

freoの大まかな設置手順は、

  1. ファイルをダウンロードして解凍する
  2. すべてのファイルをFTPソフトでアップロードする
  3. ブラウザソフトで freo/index.php にアクセスし、表示される内容に従って設定を行う

となります。(ただし環境によっては追加で作業が必要となります。)以下で詳細な内容を紹介します。

動作しなければ、トラブルシューティングをご覧ください。

ファイルの解凍

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、freo/ 内に必要なファイルとフォルダが作成されます。

ファイルの解凍

ファイル構成について補足

配布プログラムは以下の構成になっています。

configs/
設定ファイル格納ディレクトリ
css/
CSSファイル格納ディレクトリ
database/
データベース格納ディレクトリ(SQLite用)
files/
アップロードファイル格納ディレクトリ
images/
画像ファイル格納ディレクトリ
js/
JSファイル格納ディレクトリ
libs/
メインプログラム格納ディレクトリ
mails/
メールテンプレート格納ディレクトリ
templates/
テンプレート格納ディレクトリ
templates_c/
コンパイル済みテンプレート格納ディレクトリ
tiny_mce/
TinyMCE(エディタ)格納ディレクトリ
config.php
設定ファイル
index.php
起動プログラム

また、配布プログラムにはfreo本体以外に以下のプログラムが含まれています。

js/jquery.js
jQuery
js/jquery.tablesorter.js
tablesorter
js/jquery.colorbox.js
ColorBox
libs/smarty/
Smarty
libs/smarty/plugins/modifier.autolink.php
autolink(Smarty用の自作プラグイン)
libs/smarty/plugins/modifier.explode.php
explode(Smarty用の自作プラグイン)
libs/smarty/plugins/modifier.mb_truncate.php
mb_truncate(Smarty用の自作プラグイン)
libs/smarty/plugins/modifier.nl2p.php
nl2p(Smarty用の自作プラグイン)
libs/smarty/plugins/modifier.regex_match.php
regex_match(Smarty用の自作プラグイン)
tiny_mce/
TinyMCE

ファイルのアップロード

freo/ フォルダごと、すべてのファイルをFTPソフトでアップロードします。(freo/ フォルダの名前を変更してアップロードしても大丈夫です。また、サイト全体をfreoで構築する場合、公開フォルダ直下に freo/ の内容をすべてアップロードしても大丈夫です。)

なお、以下のファイルはアスキーモードでアップロードしてください。(FFFTPなら、あらかじめ転送モードの自動切換えの設定を行っておくと楽です。)

  • 拡張子が txt のファイル
  • 拡張子が html のファイル
  • 拡張子が htm のファイル
  • 拡張子が log のファイル
  • 拡張子が js のファイル
  • 拡張子が css のファイル
  • 拡張子が ini のファイル
  • 拡張子が php のファイル
  • 拡張子が xml のファイル
  • .htaccess

設定編集

ブラウザソフトで freo/index.php にアクセスすると、freoの設定ファイルを編集する以下の画面が表示されるます。表示されなければ、トラブルシューティングを参照してください。

設定編集

「設置URL」を入力して設定編集を実行します。(「設置URL」に設置したい場所のURLが正しく表示されていれば、変更する必要はありません。)データベースにSQLite3を使用する場合、「データベース名」や「テーブル名のプレフィックス」は初期値のままで大丈夫です。設定編集完了画面が表示されなければ、トラブルシューティングを参照してください。

SQLite3以外のデータベースを使用する場合は「使用データベース」の設定も変更します。

  • SQLite2を使用する場合、「使用データベース」は SQLite2 に設定してください。「データベース名」や「テーブル名のプレフィックス」は初期値のままで大丈夫です。
  • MySQLを使用する場合、「使用データベース」は MySQL に設定してください。また、「接続先」など他の項目も環境に合わせて設定してください。
  • どのデータベースにすればいいか判らない場合、初期設定のデータベース(SQLite3)の使用を推奨します。

完了すると config.phpjs/common.jsPHPによって書き換えられているので、必要に応じてダウンロードしておいてください。(他のファイルに変化はありません。)間違った内容で設定編集を完了してしまった場合も、これらのファイルを直接編集すればOKです。

MySQLの設定について補足

MySQLを使う場合、例えばMySQLの設定が

接続先
mysql.example.com
ユーザー名
example
パスワード
1234
データベース名
mydatabase

と指定されていれば、「データベースの設定」は以下のように設定します。

接続先
mysql.example.com
ポート
空欄
ユーザー名
example
パスワード
1234
文字コード
空欄
データベース名
mydatabase
テーブル名のプレフィックス
freo_

「ポート」は、大抵の環境では何も設定しなくても(空欄のままで)大丈夫です。ですがサーバーによっては 3306 など、何らかの値の入力が必要なことがあります。

「文字コード」は、大抵の環境では何も設定しなくても(空欄のままで)大丈夫です。ですがサーバーによっては UTF8 など、何らかの値の入力が必要なことがあります。

「データベース名」は初期設定では freo.db となっていますが、これはSQLiteを想定した設定です。MySQLではデータベー名に . を利用できないため、MySQLを利用する場合でデータベース名を自由に決定できる場合でも、任意のデータベース名に変更する必要があります。

設定編集画面について補足

設定ファイルを編集する画面は、config.php にある「設置URL」の設定が

//設置URL
define('FREO_HTTP_URL', 'http://www.example.com/freo/');

と設定されている(初期値のまま)場合にのみ表示されます。

セットアップ

ブラウザソフトで freo/index.php/setup にアクセスします。以下のセットアップ画面が表示されるので、「メールアドレス」「ユーザーID」「パスワード」を入力してセットアップを実行します。

セットアップ

メールアドレスはfreoからメールを送信する際に利用するので、実在するメールアドレスを入力してください。ユーザーIDとパスワードは、freoの管理ページにログインするための情報です。半角英数字で任意の値を入力してください。パスワードは必ず、長く複雑なものを設定してください。また、これらの情報は忘れないようにしてください。

完了

ブラウザソフトで freo/index.php にアクセスし、エラーが表示されなければ完了です。

管理者ページにログイン後、管理メニューから「システム」→「設定管理」を選択すると、各種設定を行えます。「基本設定」は設置サイトに合わせて変更してください。

動作しなければ、トラブルシューティングをご覧ください。